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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

「亮さん、猟師になる」玉川編 〜前編〜

2019-02-08

「亮さん、猟師になる」玉川編 〜前編〜

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イノシシなどの鳥獣被害を受けている県内各地の農家のお役に少しでも貢献したい。そんな思いから、昨年、猛勉強の末、狩猟免許を取得した亮さん。今回は、いよいよその狩猟免許取得に向けて積み重ねてきた知識を実践します。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。<放送日:2019年2月2日>

「このあたりは、オクシズの中でも“テマエシズ”ですね」

今回、亮さんが訪れたのは、静岡市葵区の玉川地区。
玉川地区を含むオクシズへは、何度も訪れたことがある亮さん。その広さを身をもって感じています。
亮さんにすれば、静岡市街地からクルマで2時間近くかかる井川に比べると、ここ玉川はオクシズの入り口、手前だといいます。

そんなテマエシズ・玉川が、今回の狩猟の舞台となります。

1000人の暮らしを4人で守る

「私が猟師になった頃の玉川には、50人ほどいたんだよ」

そう教えてくれるのは、今回、亮さんの初めての狩猟を一緒にお手伝いしてくれる海野明彦さん。
今からおよそ50年前、玉川地区には50人もの猟師がいたそうなのですが、年々高齢化が進み、耳が聞こえづらくなったりして猟師をやめていく人が増えてしまったそう。

「若い人はやらないんですか?」
「誘うんだけどねぇ。クレー射撃ばっかりで、狩猟をする人は少ないね」

玉川地区では、今では4人しか猟師がいないといいます。

「僕は、罠猟の免許しか持ってないですが、お役に立てますか?」
「そりゃ、罠猟でもありがたいよ!」

亮さん、いよいよ勉強の成果を発揮する時がきました。

野生動物の被害を確認するため、玉川地区で聞き込み。

訪れた岡田雄介さんのお宅では、イノシシが庭で遊び回ったり、せっかく育てた農作物を食い散らかされたり、お茶畑に入り込んだりと散々な様子。

四方はもちろん、天井も網で覆われた畑。
ここまで完全に囲んでいても、野生動物が網を破って入り込み、野菜を食べ尽くします。

こちらは、イノシシの被害を受けて猟友会が設置した箱罠。
おびき寄せるためのエサはヌカですが、これまでにかかったことはないといいます。

「クリスマスローズとかも、ぜんぶ根っこがやられてダメになって」
「ミミズを狙って土をほじくり返しちゃんですね」

おだやかな口調で被害を教えてくれる岡田さんですが、やはり何ヶ月も大切に育ててきたものをめちゃくちゃにされると、怒りも積ります。

「いつかこいつでやってやろうと」

岡田さん、縁側に金属バットを常備

岡田さんの我慢も限界のようです。

強力な助っ人も登場。いよいよ罠を仕掛けます

「いきますよぉ〜」。決め台詞もバッチリのヌマンズうえたけさん

狩猟のお手伝いと聞いてワイングラスを持ち込み、さんざん説教されてしまった、ヌマンズうえたけさん。

そして、亮さんに狩猟免許取得に向けて、そのコツをみっちり教えてくれた、静岡県猟友会会長の金澤俊二郎さん。

二人の強力な助っ人を携え、いざ、狩猟に向かいます。

しかし、亮さん、金澤さんに言いたいことがあったようです。

「金澤さん、試験のときには“イラストの絵”しか出ないって言ったじゃないですかぁ。思いっきし“写真”が出ましたよ!」

以前、金澤さんに狩猟試験のレクチャーを受けた時のこと。
試験内容のひとつに、野生動物の絵を見せられ、それを獲って良いかをその場で判断させるものがある、と教えてもらった亮さん。

昨年10月、金澤さんに狩猟免許をレクチャーしていただいている様子。確かに、イラストになった動物の絵がズラリと並びます

その時、金澤さんから「写真は出ないから気にしなくて大丈夫!」と教えられ、動物のイラストだけを必死に目に焼き付けていた亮さんでしたが、いざ試験会場では、なんと写真が出されて大いに混乱したんだといいます。

「悪いっけね。東京では写真が出るんだねぇ」

そんなみなさんで、玉川の山に罠を仕掛けました。

「頼む!かかってくれ!」

果たして、亮さんたちの仕掛けた罠に、動物はかかったのでしょうか。

次回の放送は、2月9日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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