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「亮のシズオカレンダー」ここだけの話

生産量日本一、松崎の「桜葉漬け」

2018-07-20

生産量日本一、松崎の「桜葉漬け」

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今回、亮さんがやってきたのは伊豆半島の南西に位置する松崎町。ここでは、その生産量が日本一で、今が収穫の最盛期を迎えている「桜葉」と向き合ってきました。ここではいったいどんな出会いが待っていたのでしょうか。 <放送日:2018年7月14日>

桜葉といえば、桜葉もち。

「あんこの甘さと良く合う! 葉っぱの塩味とほんのりとした桜の香りが絶妙やね」

松崎町で「桜葉漬け」が盛んな理由

収穫したオオシマザクラの葉を50枚ごとにまるけ(束ね)、樽の中で塩に漬けていきます

そして、5〜6ヶ月間漬け込むと美しいべっ甲色になり、「桜葉漬け」独特の良い香りがするそうです

「桜葉漬け」に使うのはオオシマザクラの葉。
香りがよく産毛が少なく、なにより軟らかいのが特徴です。

「桜葉漬け」は、桜葉もちや魚の桜蒸しなどが主な用途。
そのため、ソメイヨシノやヤエザクラと比べて葉が大きいということも、オオシマザクラが使われる理由なんだといいます。

今回、亮さんに「桜葉漬け」を教えてくれたのは、桜葉加工工場の後藤静夫さん。
90年近く続くこちらの工場の三代目です。

「普通の桜の木よりも低いですね」

後藤さんの案内で訪れた桜葉の畑。
畑に入ると、ちょうど、亮さんの肩くらいの高さに桜葉があります。

実はオオシマザクラがこの大きさにしかならないわけではなく、桜葉を摘みやすくするため、年に一度刈り込んでいるからだといいます。
冬のうちに根本から20cmくらいのところで枝を切り落とすと、5月くらいには、ちょうど人の背丈ほどの高さに枝が伸び、桜葉が収穫しやすくなります。
これが、松崎町のオオシマザクラの栽培方法。

日当たりと水はけの良い段々畑があることや、風が強く吹かないため葉が擦れることが少ないこと、そしてこの栽培方法が昭和30年代から定着したことにより、日本国内で消費される「桜葉漬け」の約70%が、ここ松崎町で生産されているんです。

早速亮さんも、収穫しているお母さんたちに混じってお手伝い。

「うわぁ、葉っぱを落っことしてしまった!」

器用に収穫しているお母さんに手ほどきを受け、少しずつ亮さんもコツを掴んでいきます。

「この作業のつらいことって何ですか?」
「夏の暑いのがつらいねぇ」

桜葉の収穫は、5月から8月にかけてが最盛期。
炎天下でも収穫していきます。

「それじゃぁ、雨が降ったら休みなんだ」
「雨が降ったらカッパ着てやるよ」

葉っぱの成長は待ってくれないため、雨が降ろうが休み無し。

「孫のおもちゃのために、ばあばは頑張ってるよ!」

収穫を終え、この日、作業をしていたお母さんたちと記念撮影。

現在、松崎町の桜葉栽培農家は60軒あり、年間2500万枚を収穫していますが、後藤さんによると、昨年は不作で1000万枚の出荷にとどまったそう。

「。。。1000万枚かぁ」

亮さん、どうかしましたか?

「お母ちゃんたちが、一枚一枚ちぎって頑張ったのに、1000万枚やったんかと思うと、なんかなぁ」

なんだかちょっと、センチメンタルな気分の亮さん。
あたりを包む桜葉の香りが、郷愁を誘ったのかもしれないですね。

今週の亮さんは、どこへ向かったのでしょう?

二人とも背中に葉っぱつけちゃって、どうしたんですか?

今週は、藁科川沿いでインゲンを育てる農家へお邪魔しました。

「ここの畑は、インゲン仲間だから入っていいよ」
「インゲン仲間?」

謎のローカルルールに戸惑う亮さん。
ここでは一体どんな出会いが待っていたのでしょうか。

放送は、7月21日(土)朝9:30から。おたのしみに〜

ABOUT 写真と文

志水竜一

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